煙を連れて帰り道

るぱん 八王子

https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132904/13066910/

f:id:tomofumi1981:20161218193445j:plain

 

f:id:tomofumi1981:20161218193033j:plain

暖房と人の湿気で少しこもった空気の中、一杯目のビールに口をつけた瞬間、唇に触れるグラスの冷たさと部屋の熱気との温度差に感じとる冬の訪れ。夏に冬がどう寒かったかを思い出せないのとおなじく、この小さな喜びも冬になってみないと甦らないものの一つである。うだるような夏にいかにも涼しげな焼肉屋の冷麺の味は冬には味わえないし、冬は冬でユッケジャンクッパで締めて店を出た瞬間の汗がひく快感も夏には味わえない。焼肉にかぎらず、あらゆる食事に芯まで染み込んだ食体験がある。四季の移り変わりがそこを揺さぶるキーになりがちだったりする。朝昼晩三食365日にそんなチャンスがあるのである。一人飯でもそうでなくてもどっちにしても、食べたいものを選んで食べてきてよかったと思う。

f:id:tomofumi1981:20161218193159j:plain